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形の稽古

形とは

形は、受け・突き・打ち・蹴りの基本技を合理的に組織構成したもので、四方八方に敵を
仮想して、攻防技術の鍛錬を行うものであり、空手道の根幹となるものです。

また前後左右・上下均等に合理的に使う全身運動で理想的な体育でもあり、老若男女を問わず
この道に励むことができるばかりでなく、熟達することによって一身の危急に臨んで自然に
対応できる護身の技を体得できます。

形の種類

1)太極初段
  初心者が最初に学ぶ形で、四方八方への方向転換をするための基本的な動作を習得します。

  太極初段

2)平安初段・平安二段・平安三段・平安四段・平安五段

  平安五段

3)鉄騎初段・鉄騎二段・鉄騎三段

4)抜塞大・観空大・燕飛・慈恩

  慈恩

5)十手・岩鶴・半月

6)抜塞小・観空小・壮鎮・二十四歩・雲手・王冠・五十四歩大・五十四歩小・明鏡・珍手

  観空小(正面)

  観空小(横)

2)から6)の形は、体力を練り筋骨を鍛えるのに適しているもの、軽捷機敏な技を覚えるのに
適しているもの等、それぞれ特徴があります。
初心者から段階を踏み、上級の形を学んでいきます。