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空手とは?

日本空手協会の空手

公益社団法人日本空手協会は、船越義珍先生のもとに「松涛館」の主要な門弟達が結集して、
昭和23年(1948年)に設立されました。

流派は空手道の四大流派のひとつとされる松濤館流(しょうとうかんりゅう)に属し、
流派の名称は、当時東京の豊島区雑司ヶ谷にあった船越先生の道場「松濤館」に由来します。

松濤館流は、遠い間合い(距離)から素早く飛び込んでの攻撃、それに対する受けなど、
ダイナミックで力強い技が特徴で、身体をのびやかに大きく使います。

空手の稽古

    空手の稽古には

  • 攻撃や防御の技を鍛錬する「基本の稽古」
  • 攻防の技を一連の決まった動きにまとめ、相手を仮想して単独で演じる「形の稽古」
  • 二人一組で攻防を行うことで、技に磨きをかける「組手の稽古」
  • の3つの稽古方法があります。

日本空手協会では、この基本・形・組手の三位一体の練習で培われる、技の「極め」を
重視しています。
「極め」とは、目標を肉体急所寸前に設定して、そこにコントロールよく最大の衝撃力を
瞬時に爆発させることで、突き、打ち、蹴りはもちろんのこと、受けにも不可欠の要素です。

基本の稽古

突き、蹴り、受けの動作および立ち方と身体の使い方を習得します。

その場で移動せずに突きや蹴り、受けを行ったり、前進や後進をしながら突きや蹴り、
受けを行ったりします。

形の稽古

四方八方に敵を仮想しての攻防技術の鍛錬法であり、空手の根本となるものです。

太極初段という初心者用の形から上級者用まで26の形があり、力の強弱、体の伸縮、
技の緩急を学びます。

組手の稽古

基本や形で習得した攻防の技を、二人相対して実地にあてはめて行います。

初心者は五本組手という、攻撃と受けがあらかじめ決まっているものから始め、
徐々に自由度の高い組手ができるようになっていきます。